コンディショナー・トリートメント編

ヘアケア基礎知識-コンディショナー・トリートメント編

シャンプーの後に使用するリンス・コンディショナー・トリートメント・ヘアパック
毛髪になめらかさを付与して 毛髪の表面状態を整えることを目的とした、いわば毛髪の化粧品です。

ここでは、そのリンスのヒミツに迫ります!


リンスの性質

シャンプー編でもふれましたが、シャンプーは陰(マイナス)イオンをもったアニオン活性剤が主成分です。それに対してリンスやトリートメントは陽(プラス)イオンをもったカチオン界面活性剤が主成分です。カチオン界面活性剤は毛髪によく吸着し、毛髪の表面をなめらかにします。

リンスの機能

リンスに含まれるカチオン界面活性剤は毛髪と結びついて摩擦を少なくします。 具体的には…
  • 毛髪の表面をなめらかにして、くし(指)通りをよくします
  • 静電気の発生を防止します
  • 毛髪の表面を保護します
  • 毛髪を柔軟にして、自然な光沢を与えます
  • 毛髪に養分を補います
これらリンスの働きをするカチオン界面活性剤や油分は、すすぎでは簡単に流れ落ちません。 ですので、リンスの後に軽くすすいでも充分にすすいでもリンス効果にあまり変わりはないのです。

リンスの成分

  1. 油分…主に炭化水素、高級アルコール、エステル類、シリコーン油などが使われます。特にシリコーン油は毛髪をなめらかに仕上げる効果が優れています。
  2. 保湿剤…主にグリセリン、プロピレングリコール、1,3ブチレングリコール、ポリエチレングリコールなどが使われます。保湿剤は髪にうるおいを与えてしっとりとさせる効果があります。

リンスとトリートメント、ヘアパックの関係

みなさまが手にされる「リンス」の多くは、カチオン界面活性剤と高級アルコールなどさまざまな油分や保湿剤を配合したクリーム状の商品です。この「リンス」の中で、リンス機能(毛髪の表面をなめらかにしたりする働き)を高めたものがトリートメント、またはヘアパックになります。

傷んだ髪とリンス(トリートメントヘアパック)の使用量

みなさんは、髪の傷み具合によってリンスやトリートメント、ヘアパックの使用量を調節していませんか?でもリンスに含まれるカチオン界面活性剤は毛髪にとてもよく吸着する性質をもっています。
グラフの通り、適量のリンスで充分、毛髪にカチオン界面活性剤が吸着するのです。しかも、髪の傷みがひどくなるほど吸着量が多くなることが分かりますね。リンスの適量は、傷み具合で増やしたり減らしたりするのではなく、髪の毛の長さや量に合わせて決めましょう。